教授あいさつ

東京科学大学

2021年 年頭の挨拶

明けましておめでとうございます。
申し上げるまでもなく、昨年は新型コロナ感染症の対策に終始した1年であったことと思います。

2020年4月7日に緊急事態宣言が発令され、当院は4月13日予約診療を休止しました。口腔腫瘍外科外来では、緊急性を要する患者さんのみ診療することになりました。5月25日緊急事態解除宣言がなされ、6月15日より診療制限を緩和し、段階的に再開することとしました。現在、徐々に診療体制も回復しつつありますが、第4波も到来しているので、今後再び制限がかかる可能性があります。テレワーク、WEB会議、オンライン授業、遠隔診療は当然の時代となり、今後多方面で変遷するポストコロナ時代に向けての準備も必要です。自分自身に対する言葉でもありますが、将来の万全の準備をしつつ、今しかできないことに全力で取り組む年にしたいと思います。

11月には第66回日本口腔外科学会(幕張メッセ)を担当させていただきます。口腔外科学の進歩に寄与できるよう尽力いたします。

2021年が皆様にとってもよい年になりますよう、また甚大なる災害のない平穏な年であることを願っております。